再び日経平均の上昇が始まる ちょっと遅いサマーラリーに突入か

ドル円が103円台に乗せて来たのに合わせて日経平均も15500円を抜けてきました。直近のボックス上限の15500円を超えて来たので16000円にチャレンジする方向で動くと予想されます。

新興市場のゲーム関連は相変わらず強い動きを続けていますので、海外のリスク要因が顕在化して市場が崩れない限り、上昇相場が続くと予想されます。

 

海外要因が注目された8月上旬はアメリカ市場が大きく調整しましたが、再び本日ダウ平均17000ドルの大台を回復して取引がされています。

 

地政学リスクを理由にした空売りは空振りに終わったといえ、再度同様の材料で空売りすることは厳しくなりました。

 

強気にみんなが傾いた時が一番崩れやすいとも言えますが、全員強気とまでは言えない市場環境ですが、「もうはまだなり」という認識で外れてはいないと思います。

 

国内公的資金の流入が始まっている中で、目立った売りポジションをとることも厳しい状況ですので、率先して地政学リスクのニュースに乗じて空売りのポジションに傾けた投資家はすべて手じまい出来ているわけではないと思います。

 

買戻しを躊躇している投資家は早晩手仕舞いを矯正されることになりそうです。

 

強気相場が続くようなときに注意は怠っていないのは事実です。ただし、こうした相場では手仕舞いの時期を出来るだけシステム的に処理して感情の入るスキを極力排除すべきです。

 

「いくら以下になったら手じまわなければならないか、常に意識しながら取引していくことはいつの世にも自分の身を守ることになってきました。それについては今後も同様で、じっくりと構えて利益確定売りは一気にやる、というのが王道なんだと思います。

 

株資産運用しよう!

新興市場トルコの将来

FXは米ドル、ユーロ、豪ドルなど、メジャーな通貨で取引するのも悪くないですが、最近はどうにも値動きが乏しいです。

こうした中でなんか面白い通貨はないかと探していたところ、トルコリラなるものがありました。

FXで5倍のレバレッジをかけると年率30%のスワップポイントがもらえます。年率30%は現在はみかけなくなった金利収入です。

もちろん、利率がたかいということは相応にリスクが高いということです。ただし、トルコという国に将来希望があるとするならば魅力的な投資となります。

トルコはイスラムとヨーロッパをつなぐ中心地として物流の中継拠点ともなりますし、様々な文化を内包してきた伝統もあることから、発展の基礎はあると思います。

最近、エルドアン首相の独断専行ぶりが欧米マスコミの批判にさらされてましたが、それを言うなら中国の方がもっとひどいと言えるでしょう。その中国に欧米のマスコミは遠巻きに批判するだけです。ダブルスタンダードほど、その人に対する評価を下げるものはありません。

マスコミの批判は放っておいてもよいでしょう。

ということで、トルコリラレバレッジを抑え気味にしながら、複利のアドバンテージを生かして投信と株で長期投資すれば国家破綻でもしない限りリターンは相応なものが返ってくると思われます。

ただ、大手証券会社でトルコリラを取り扱っている所はあまりないですね。日本の金融機関ももう少し頑張ってほしいものです。

曲がりなりにもアジアの金融センターの地位を獲得すべく日本政府は動いているわけですから、こうした金融商品をもっと広げていく努力が必要なんではないでしょうか。

とりあえず、ちょっとだけトルコリラに投資してみようかと思います。

本日は調整の日本株 円安の流れが開始

本日は日本株は調整でしたが、依然として売り込まれる感じではないため、買っている方はホールドで反発待ちになるでしょうか。

地政学リスクやアルゼンチンの債務問題などリスクをあげたらきりがないですが、地政学リスクは全面戦争にならない限り欧米諸国にはそれほど痛みは無いはずです。

アルゼンチン債務については多少気を遣うところではありますが、債務不履行の債権買い取って全額返せというのは余りにも身勝手な気がします。債務整理に応じた他の債権者が割を食っている状態は正常とはいえません。

そもそも、全額返済の可能性が薄い債権を買い取っておいて回収にアメリカの裁判所を使うところなどはマフィアも顔負けの剛腕です。そんな筋の悪い請求にも格付け会社は反応してアルゼンチンを格下げしています。

そもそも、ヨーロッパには債務整理の応じた債権者がいる場合には、それ以上の有利なポジションを与えてはいけないというルールがあるようです。今回の場合で言えば債務整理に応じた債権者は全額支払い請求できなくなっているので、それ以上の地位を与えようとしているアメリカの裁判所の結論は許されないものとなります。

とはいえ、混乱は回避してもらった方が当然買い方にとっては安心なので、なんとか軟着陸をしてもらえないかと祈っている所です。

アメリカの株式市場が開いたところですが、どうも勢いがありませんね。雇用統計待ちということなんでしょうが、毎月雇用統計前になると調整が始まります。でも雇用統計って市場の遅行指標なので将来にたいする予測を立てるのに利用する指標ではないはずです。

何でも取引の材料にしてしまう金融界とか、情報提供ネタとしてマスコミとかの出来レースなんでしょうね。とはいえ、明日の夜間発表があるまでは調整を覚悟して静観です。

株投資のすすめ

日本株に上昇機運が出てきました

日経平均で言うと長らく15000円から15500円程度のボックス圏で上下を繰り返していましたが、その上限の15500円を昨日超えてきました。

 

いよいよ、本格的な上昇軌道に入るのかが注目されます。ヨーロッパがあのような政治情勢ですので、そこから離れたアジア市場が注目される可能性があります。

 

現に中国株式市場は先週から上昇を始めてかなり好調です。

 

それに比べれば日本株はそれほど上昇はしていないものの、今秋は4-6月期の決算が発表され、軒並み好調な決算が続々発表されています。

 

こうした企業業績の好調は日銀の追加緩和政策などよりも今は注目されていますから、世界の株式市場が大きく調整しない限り、日本の株式市場も比較的堅調に推移することでしょう。

 

昨日は日産自動車が決算を発表し、第一四半期の進捗としては想定を上回っているようです。前年度比の営業利益が10%以上も上積みされた模様で、今後も米国市場を中心に好調を続けると予想されます。

 

輸出企業が好調だと日経平均にもダイレクトにインパクトを与えますから、輸出企業の業績には特に注目です。自動車産業は特に産業のすそ野が広いことと、自動運転という今後の技術革新に関する部分も市場拡大が見込めますから、決算発表については特に注意しておきたいですね。

株初心者でもわかるサイトを見て学びましょう

 

 

 

株式市場の見通し良好 今が投資の時期

アメリカ市場が好調です。それにつられて日本市場も徐々にではありますが、下値を切り上げている状態なので、これからの市場は期待できると思います。勝つための資産運用をするタイミングです。

夏休みシーズンになりそうで機関投資家がお休みになりそうで、すでに休みに入っていしまっているトレーダーもいるとか。

ただ、消費税増税の影響はここにきて感じられませんから、ガソリンが少々高くても国内旅行は堅調のようですし、マグマが噴火する直前を思わせます。

秋口にはLINEやリクルートホールディングスも上場を控えていて、それまで市場をあっためておかなくてはなりませんね。

直近ではウクライナ情勢を嫌気してから売ってしまった方の買戻しが入るまでは買いでよろしいのではないでしょうか。

日経先物オプションのプット(売りの権利)をしこたま買ってしまった投資家さんや、先物を直に売ってしまっている投資家の皆さんが損を抱えて蠢いているようですので、じっくりと踏みあげられる様子を見ることが出来るでしょうね。

新規公開銘柄も一相場終わってしまって、材料株というよりもド本命の大型株をじっくりと買っておくのもいいですね。ただ、ソフトバンクなんかはかなり手垢がついてしまった感じがあります。

 

ソフトバンクも買収はいいのですが、どうも足元を見られているような気がしてなりません。米国形態事業3位の会社を買ったはいいけれど、赤字で携帯利用者が純減というもしかしたらとんでもないババを引いてしまった可能性があります。

それを隠すために4位の会社を買おうとしていますが、売る方は4兆円の値段をつけてくるとか。今後はもう少しつり上げに入るでしょうから、それ以上の勝負になるのでしょう。関係ないヘッジファンドも出てきそうですが、ご武運を祈ります、孫さん。

株式市場と為替市場の関係

ひところは円安と日本株高が同じように進んでいましたが、最近は違う動きをするようになってきました。

 

円安が一向に進まない一方で円高でもないという完全なトレーダー殺しの相場ですが、為替取引で勝っているトレーダーはオプションの売りをやっているのでしょう。

 

オプションの売りは理論上は損失無限大になりうる危険な戦略ですが、なんといっても勝率がいいから始めた人は手痛い損をくらう前には続けて取引をしたくなる麻薬のような投資商品ですね。

 

でも9勝1敗でも損失が9回分の利益を上回る、なんてことも平気で起こりうることから、素人どころかプロの投資家も本来的には手を出すべきではないと思います。

 

今年の為替トレーダーは例外なくオプション売り戦略が勝ち組になる条件ですが、そうしたことが話題になってデイトレーダーなどが飛びついたあたりがその戦略の潮時なのかなと思います。

 

市場の変わり目にはカリスマトレーダーなどが雨後のタケノコのように現れて、そしえ市場は崩壊するのですが、今回はそれほど有名トレーダーが幅をきかせるには至っていないようです。ということはもう少し強気で攻め続けましょう。

 

一方で株式市場は為替取引とは若干違っていて徐々にではありますが、下値は切り上がっています。もちろん、各種材料に反応しながらの変動ですので一本調子ではありません。

 

本当の勝負は今年年初来高値の16000円近辺を余裕をもって超えてくるかが焦点です。きれいに抜けてくれば、次のターゲットは18000円です。

 

こうなれば比較的分かりやすいですね。

 

 

ドル投資の値幅

ドル円の為替相場でバブル後2番目の値幅だったと日経で報じられています。

値幅が狭いことには様々な理由があるはずですが、それが複合的に絡み合ってこのような状況になっているのでしょう。

まず需給が均衡しているということがベースになっているはずです。

日本は現在石油関連製品をエネルギー用に購入しなければならないので、貿易収支は赤字になっています。

 

一方でドルの本尊であるアメリカでも貿易赤字が続いており、貿易赤字国の通貨は安くなる傾向にありますが、現在の日米赤字競争は引き分けと考えられます。

いずれは引き分けを許されない段階になるのでPK戦のように決着をつけなくてはなりません。

 

もうしばらくするとドル円の世界でもゼロサムゲームが始まるでしょう。それに乗り遅れないように世界の投資家が虎視眈眈と狙っています。

 

とはいえ、動きのなさはトレーダー泣かせですねぇ。もうドル円なんかやめた!と考える人が増えれば増えるほど動き出したら軽くなりますね。

 

これだけ動かないとオプション買っていてもボラティリティの少なさからプレミアムもそれほど高くないでしょうから、そろそろねらい目かと思われます。

 

来週あたりからeワラントのニアピンを買ってみようかと思っています。どっちに動いてもいいように円高3割、円安7割ぐらいでしょうか?円安8割ぐらいでもいいかもしれません。

 

とはいえ、ドル円が200日移動平均線を割ってきているということで、トレーダーの気迷いとか、アメリカの政策当局者への気兼ねとかがあるんでしょうかね。