日本株に上昇機運が出てきました

日経平均で言うと長らく15000円から15500円程度のボックス圏で上下を繰り返していましたが、その上限の15500円を昨日超えてきました。

 

いよいよ、本格的な上昇軌道に入るのかが注目されます。ヨーロッパがあのような政治情勢ですので、そこから離れたアジア市場が注目される可能性があります。

 

現に中国株式市場は先週から上昇を始めてかなり好調です。

 

それに比べれば日本株はそれほど上昇はしていないものの、今秋は4-6月期の決算が発表され、軒並み好調な決算が続々発表されています。

 

こうした企業業績の好調は日銀の追加緩和政策などよりも今は注目されていますから、世界の株式市場が大きく調整しない限り、日本の株式市場も比較的堅調に推移することでしょう。

 

昨日は日産自動車が決算を発表し、第一四半期の進捗としては想定を上回っているようです。前年度比の営業利益が10%以上も上積みされた模様で、今後も米国市場を中心に好調を続けると予想されます。

 

輸出企業が好調だと日経平均にもダイレクトにインパクトを与えますから、輸出企業の業績には特に注目です。自動車産業は特に産業のすそ野が広いことと、自動運転という今後の技術革新に関する部分も市場拡大が見込めますから、決算発表については特に注意しておきたいですね。

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