再び日経平均の上昇が始まる ちょっと遅いサマーラリーに突入か
ドル円が103円台に乗せて来たのに合わせて日経平均も15500円を抜けてきました。直近のボックス上限の15500円を超えて来たので16000円にチャレンジする方向で動くと予想されます。
新興市場のゲーム関連は相変わらず強い動きを続けていますので、海外のリスク要因が顕在化して市場が崩れない限り、上昇相場が続くと予想されます。
海外要因が注目された8月上旬はアメリカ市場が大きく調整しましたが、再び本日ダウ平均17000ドルの大台を回復して取引がされています。
地政学リスクを理由にした空売りは空振りに終わったといえ、再度同様の材料で空売りすることは厳しくなりました。
強気にみんなが傾いた時が一番崩れやすいとも言えますが、全員強気とまでは言えない市場環境ですが、「もうはまだなり」という認識で外れてはいないと思います。
国内公的資金の流入が始まっている中で、目立った売りポジションをとることも厳しい状況ですので、率先して地政学リスクのニュースに乗じて空売りのポジションに傾けた投資家はすべて手じまい出来ているわけではないと思います。
買戻しを躊躇している投資家は早晩手仕舞いを矯正されることになりそうです。
強気相場が続くようなときに注意は怠っていないのは事実です。ただし、こうした相場では手仕舞いの時期を出来るだけシステム的に処理して感情の入るスキを極力排除すべきです。
「いくら以下になったら手じまわなければならないか、常に意識しながら取引していくことはいつの世にも自分の身を守ることになってきました。それについては今後も同様で、じっくりと構えて利益確定売りは一気にやる、というのが王道なんだと思います。