自己投資とリターン

資格を取ると貧乏になります、という本が出版されています。

頑張っている人には身も蓋もない話ですが、資格をとってもその先の競争が大変で、それまでの努力に見合うリターンはそれほど期待できない、ということのようです。

つまり、資格を取ったとしても、リターンを得るにはそこからが勝負だよ、ということでもあります。

 

大きな例でいうと、弁護士稼業がそうした状況にあるようです。

実は私、法学部法律学科卒業で一時期は弁護士を目指してました。

ただ、そこでの競争は激烈で合格率2%台の競争には勝てませんでした。

 

最近は法科大学院なるものが出来て、優秀な若い人を勉強で疲弊する前に法曹業界に呼び込む目論見がありました。

ただ、この法科大学院制度、いわゆる弁護士資格をとるための大学ですが、業界にはすこぶる評判が悪いのです。

まず、司法試験の合格者が増えてしまうと競争が激しくなり、おいしい仕事も減るからw

そして、たくさんの合格者が業界に流れ込むとレベルが落ちるからw え?

業界での批判の多くは1番目の理由がメインの理由でしょうね。

今は昔の合格率2%台ではなく二けたになっているようです。

 

もし、司法試験に合格していたら今頃は仕事で駆けずり回っているか、それとも消費者金融債務整理とか怪しい仕事を休日にも拘わらずやっていたんだと思います。

 

だからこうしてブログなんかを気ままに書いている方が、幸せなのかもしれませんね。

 

最後に競争が激化した弁護士業ですが、トップレベルの収入はそれほど昔と変わっていません。下のレベルがお互い足の引っ張り合いをやっているだけですw

NISA活用法

投資の世界で静かな話題となっているNISA、みなさんは活用していますか?

投資家としては使い勝手というか、必ずしも投資家のニーズを満たすとは言えないようです。

まず、投資の枠が100万円に設定されています。

投資家としては100万円ではいかにも少ないし、複数の証券会社には口座を開設できません。

投資家ってそもそも何かに規制されるってことを非常に嫌がります。

その中で投資が小口に限られる、というのでは盛り上がりに欠けるのはとうぜんですね。

規制当局は何でこんな制度にしたんでしょうか。

金持ち優遇は世の中で必ずしも受け入れられるものではないとは言えます。

ただ、投資の世界は金を持っている、稼いでいるという点が唯一リスペクトされるので、プロセスは個人の自由の世界です。

投資を呼び込むのであれば、オイルマネーで稼いだ資金だろうと、毎日一生懸命会社で働いて貯めたお金であろうと、お金には違いがありません。

投資はたくさんのお金を呼び込まないと意味が無いので、1億円程度の枠が必要かと思います。桁が二つ小さいです。

そんな中で、小口のみなさんどうかよろしく、みたいな制度は完全にお役所仕事としか言いようがありません。

とはいえ、規制側もそうした声は当然聴いており、対応は徐々になされていくのでしょう。

日本は様々な制度やシステムが完成されていることから、新しいことをやろうとすると、どうも今までの延長線上になりますね。

今までの延長線上で物事を考える、というのはもちろん長所もあります。

サッカーのワールドカップで前回大会守りを固めて決勝トーナメントに行きましたが、今回はその時のいい面も捨てました。

選手たちの思いは計り知れないものがありますが、いい面を捨てて自分たちの好きなサッカーをやる、というは実現できたので勝敗は二の次だったのでしょう。

やるのは選手たちですから、その面での責任は取ったんだと思います。 

次回は、今後の活用について書くことにします。

 

なかなか動かない株式市場

今日から投資のブログを始めます。よろしくお願いします。

 

市場はあまり動いていませんが、株式市場は上向きと考えています。

 

各種チャートを見ても移動平均線や一目均衡表の転換線を超えてきていることから、外国市場の急落が無い限り買持ちでいけると考えています。

 

投資のスタンスですが、トレンドフォロー型と自分は考えています。

 

実はサラリーマン投資家なので、日中の動きで獲りにいくということができません。

 

昼休みは市場も見られますが、基本的には動いていない現在では買っても売っても上下は限られていますしね。

 

市場が派手に動き始めたら昼休みの売買も考えますが、日経平均で50円動くのも一苦労の今はその時期ではありません。

 

ただ、確実にマグマが溜まってきている印象は強いですね。

 

消費税増税後もそれほど景気は落ち込んでいない印象があります。

 

景気の熱を測るのはいろいろ指標を見るのもいいですが、自分は毎週車で通っているショッピングモールの込み具合(駐車場を重点的に見ます)で測ります。

 

リーマンショックの時はホントに車が少なくて、買い物もすいててよかったんだけども最近はショッピングモール内のコーヒー屋に行くと高校生が勉強していたりしますね。

 

自分は高校の時はコーヒー屋で勉強なんて考えられなかったけども、ずいぶんと贅沢しますなぁ。

 

ショッピングモール内の込み具合は10年前に小泉首相が在任中のときよりも若干落ちるぐらいでまだ最高潮とまではいかない感じですね。