NISA活用法

投資の世界で静かな話題となっているNISA、みなさんは活用していますか?

投資家としては使い勝手というか、必ずしも投資家のニーズを満たすとは言えないようです。

まず、投資の枠が100万円に設定されています。

投資家としては100万円ではいかにも少ないし、複数の証券会社には口座を開設できません。

投資家ってそもそも何かに規制されるってことを非常に嫌がります。

その中で投資が小口に限られる、というのでは盛り上がりに欠けるのはとうぜんですね。

規制当局は何でこんな制度にしたんでしょうか。

金持ち優遇は世の中で必ずしも受け入れられるものではないとは言えます。

ただ、投資の世界は金を持っている、稼いでいるという点が唯一リスペクトされるので、プロセスは個人の自由の世界です。

投資を呼び込むのであれば、オイルマネーで稼いだ資金だろうと、毎日一生懸命会社で働いて貯めたお金であろうと、お金には違いがありません。

投資はたくさんのお金を呼び込まないと意味が無いので、1億円程度の枠が必要かと思います。桁が二つ小さいです。

そんな中で、小口のみなさんどうかよろしく、みたいな制度は完全にお役所仕事としか言いようがありません。

とはいえ、規制側もそうした声は当然聴いており、対応は徐々になされていくのでしょう。

日本は様々な制度やシステムが完成されていることから、新しいことをやろうとすると、どうも今までの延長線上になりますね。

今までの延長線上で物事を考える、というのはもちろん長所もあります。

サッカーのワールドカップで前回大会守りを固めて決勝トーナメントに行きましたが、今回はその時のいい面も捨てました。

選手たちの思いは計り知れないものがありますが、いい面を捨てて自分たちの好きなサッカーをやる、というは実現できたので勝敗は二の次だったのでしょう。

やるのは選手たちですから、その面での責任は取ったんだと思います。 

次回は、今後の活用について書くことにします。